フランス代表10月合宿 #4日目 アイスランド戦3

救世主エムバぺ 

後半途中、グリーズマンに代わって、ピッチへ。

0-2から、相手のオウンゴールを誘い、1点目。PKを決めて2点目。

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↑PK蹴る前。「任せとけ」のウィンク。すごいね、億が一にも外したら…とか考えないのかなw。それが、エムバぺ。決して自分を疑わない(たぶん)。

彼がPK決めて、2-2の同点にした直後のデシャンの表情をピックアップ↓。

なんだろう、例え親善試合でも、やっぱり負けることは許されないっていうプレッシャーがすごかったんだろうなと思った。「やったー!」でもなく、「よしよし、こっから!」でもなく、本当に「ほっ」としたのが伝わってくる。

 

エムバぺユニフォーム交換

19番の選手に、ほしい!って言われたけど、子供にあげたんですね。↓0:18~。

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エムバぺ、試合後コメント

エムバぺの試合後コメント。それをまとめた記事がこれ↓。

sport24.lefigaro.fr

いつも通り「ドローに持っていけたのは、僕じゃなくてチームの力。チームが、何か変えなきゃいけないと気がついてそれを実行したから、こういう結果になった。僕は自分にできることをやっただけです」って。あと、「サポーターの声援が力になった。彼らのためにどんなことでもやらないと(何としてでも勝たないと)と思った」って。

それから、バロンドール関連の質問にも答えたみたいですね。「何かをすごくほしいと思ったら、僕は自己中心的になってしまう。僕がバロンドールの候補者になれたのは、PSGと代表のチームメイトのおかげ。投票が終わる12月まで、自分にできることを精いっぱいやるだけです。」ってさ。音声聞いてないんで、こんないい子トーンだったかどうかは知りませんw。私の主観の入った訳だということで。

史上初!

10代で代表戦10得点を記録したのは、彼が初めて。20歳になるまで、あと二か月。どこまで記録を伸ばせるかな(ってか伸ばしてください)。

ひとりごと

ここから完全に壁相手に言うべきひとりごとです。

私、個人的には、エムバぺって、本来は、けっこう利己的なんじゃないかなーって思ってるんです。でも、悪い意味で言ってるんじゃ全然なくて、ストライカーとしては、それも大事な素質ですよね、きっと?それに、あれだけの才能があれば、「自分のためにチームがある」と思っても、全然不思議じゃないと思う。でもエムバぺは、それじゃいけないとちゃんと自分でちゃんと分かっていて、その利己的な部分を一生懸命押さえつけているように見えるんです。「チームのために自分がいるんだ」「一番大事なのはチームの勝利なんだ」って自分自身に何度も何度も言い聞かせている感じ。そうしないと、自分勝手になってしまうから。

あと、私は、エムバぺからは、いつも、どんな時でも、勝利への強い意志を感じるんです。もちろんそれはどの選手も同じなんだろうけど、エムバぺからは、特に感じるっていうか。今回のアイスランド戦なんか、私、完全に諦めてましたから。もう無理、寝よっかなー、どうせ親善試合だしねーって。でも、エムバぺは最後の最後まで勝つ気でいた(ように見えたw)。W杯のデンマーク戦の時も思ったんだけど、それは。この談合試合みたいなやつw*1

ロシア大会唯一のスコアレスドロー。選手も審判も、もうみんなドローでいいよねーな空気感のなか、エムバぺが入ってきた瞬間、がんがん攻め込んでいって、解説の人が「あ、エムバぺは、いきたそうですね」って言ったの覚えてるんですよー。だから、ちょっとしか出てないのに、サムネ、エムバぺなのかなー。なんていうか、エムバぺの場合、足が速いとかそういうのももちろん重要なんだけど、彼の勝利への執念、そのメンタリティが、何ものにも代え難いもののような気がするんです、私は。

でも、よくよく考えたら、アイスランド戦にしてもデンマーク戦にしても、多くの人にとってはそんなに重要な試合じゃなくても(少なくとも私にとっては、全く重要じゃなかったw)、スタジアムにその試合を見に来ていた人にとっては、一生に一度の大切な思い出かもしれないから。気持ちの入っていないプレーをして、その人たちをがっかりさせちゃだめだよね、やっぱ。次から私も、もう無理、あかんわーって思わずに、ちゃんと見よう(知らねえよwですよね)。