トルコ(25度)→アンドラ(5度)

引き続き、今夜行われるEURO2020予選*1アンドラ戦についてです。

トルコ→アンドラ

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レ・ブルー一行は、トルコ戦の翌日、アンドラへ移動。2:22~、グリーズマンが、カードゲームに加わっているのは、めちゃくちゃ珍しい気がする。

気温の変化

なんと、6月にして、昨晩アンドラでは、雪が降りました*2

土曜日に試合をしたトルコのコンヤは、25度近くあったらしいのですが、今夜試合をするアンドラアンドラ・ラ・ベリャは、10度ほどしかなさそうだということで*3、人工芝の問題だけでなく、選手たちは、気温の変化にも適応しないといけなさそうです。しかも、キックオフ時には、5度以下になるかもしれないようで*4*5

アンドラ・ラ・ベリャはアンドラ公国の首都で、標高1030m*6

スタジアムのサイズ

今夜レ・ブルーが試合をするのは、アンドラ・ラ・ベリャにある、収容人数3306人のEstadi Nacional(エスタディ・ナシオナル)スタジアム。

アンドラはそもそも人口およそ77000人の小さい国なので、スタジアムも小さくて当たり前なんですけど、なんというか、ヨーロッパの多様さにちょっとびっくりしてます。ナショナルチームが、試合をするスタジアムなんだけど、日本の田舎のちょっと豪華な運動場みたい。山に囲まれていて、気持ちよさそうだけど。

スタッド・ド・フランス

これが、いつもレ・ブルーが試合をしているスタッド・ド・フランス

81338人収容。収容人数がアンドラの総人口より多いんですね。ってことは、スタッド・ド・フランスに全てのアンドラ人が来ても、席が埋まらないんだ。

コンヤ・ビュユクシェヒル・スタデュム

この間のトルコのコンヤ・ビュユクシェヒル・スタデュムだって、大きかったし。

収容人数37829人。ものすごいアウェイでしたね、土曜日のトルコ戦は。

昨日のデシャンの会見でも*7、今夜のアンドラ戦は、トルコ戦とは何もかも違う(芝生も気温も相手チームの特色もスタジアムの雰囲気も)ということが言われていました。ギャップがすごいので、選手たちが適応するのは大変かもしれませんが、ものすごいアウェイで試合をした後、美しい自然と、こじんまりした雰囲気のなかで試合ができるのは、案外いいってことないのかな。ないか。

アンドラ

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アンドラ公国は、ピレネー山脈の中にある小国。大国であるフランスとスペインに挟まれ、フランス大統領及びウルヘル司教(在スペイン)を共同元首として有しています。4月に発表されたFIFAランキングで、アンドラ代表は、134位*8。フランス代表は2位なので*9、その差はなんと、132。アンドラで、最も人気があるスポーツは、サッカーではなく、バスケットボールなのだそう*10。そして、さっき知ったんですけど、世界におけるバスケの競技人口って、サッカーをはるかに上回るんですね、びっくりした。

EURO予選の魅力

EURO予選の面白さは、単純に代表チームのサッカーが見られるということだけじゃなく、ヨーロッパの多様さを実感できるというところにもあるのかもしれないと思いました。サッカーの強さに関係なく、大国から小国まで、いろいろな国の代表チームが入り混じって、それぞれのホームスタジアムで試合をするので、それぞれの国の特色が分かって、おもしろいです。ただ、今回のように、暑い所から寒い所に短期間で行かなきゃいけなかったり、芝生のコンディションがいつもと異なったりすると、適応しなくちゃいけない選手たちは、とても大変だろうと思います。身体への負担も大きいだろうし。

ただ一方で、選手たちもファンも、自分たちが暮らしているヨーロッパの多様さに触れられて、視野が広がっていいんじゃないかなーって思ったりもします。

即席サイン会 @アンドラ

それに、アンドラに住む人たちも、レ・ブルーの選手たちに会えましたしね!

エムバぺとバルサ所属のラングレが一番人気だったそうです*11アンドラバルセロナは近いので、バルサのサポーターが多いのかな。同じカタルーニャ語圏ですし。