グリーズマンインタビュー@アンドラ戦後

火曜日のアンドラ戦の試合後のグリーズマンのインタビューです。来季、彼がプレーするクラブはどこか決まったかという記者たちの質問に答えました。私が何より感心したのは、当たり前のように、スペイン語とフランス語で、インタビューに答えていたこと。スペイン暮らしが長いので、当たり前といえば、当たり前なんでしょうけど。

スペイン語

フランス語

「みんなが早く、僕がどこのクラブに行くか知りたいのは分かってる。それが普通だよね。でも、もうちょっと待っていてほしい。前も言ったけど、自分がどこでプレーしたいかは分かっているし、そのために、自分がどんな犠牲を払わなければならないかも分かってる。だから、僕だって、早く全て終わりにしたいんだ(移籍先を発表したいんだ)。リーガに残る?分からないな。7月1日までに決まる?分からないな。なるべく早くがいいけど。」だそうです*1*2

「どこでプレーしたいかは分かってる。そして、そのチームに行くために、自分がどんな犠牲を払わなければならないかも分かっている」というのは、代表合宿中に行われた、Telefootとのインタビューでも言っていました。

このグリーズマンの髪型、いつかのベッカムみたいで、素敵。

これが私には、「僕は、バルセロナに行きたいと分かってる。そのためにどれだけ給料をカットされても、どんな不利な条件で契約することになっても、仕方ないと分かってる。どういう契約になってもいいから、早くバルサ加入を決めたい。」に聞こえるんですけど。ただ私は、ばりばりのグリーズマンにわかファンなんで、全然見当外れなこと言ってると思います。あくまで私は、そう聞こえるってだけで。

でも確か、バルサは、グリーズマンの夢のクラブじゃなかったでしたっけ。だから、どんな犠牲を払っても行きたいとこって、そこしかないのかなって。去年も、毎晩本当に寝られないほど悩んで(バルサ行くかアトレティコ残るか)、毎日奥さんを夜中に起こしてたってどっかの記事に書いてあったような。見つかったら、貼っておきます。それに、合宿中の練習風景の密着映像にも、クレマン・ラングレと一緒に歩いているところ、映ってましたし(それはあんま関係ないかw)。これの0:13~とか*3

ところで、グリーズマンって、負けても勝っても、必ず記者ゾーンで立ち止まって、メディア対応するから、偉いなと思います。しかも、雰囲気もあんまり変わらない。浮かれることもなく、いらつくこともなく、いつも冷静に、淡々と質問に答えてる。勝った時や活躍した時は、多くの選手が喜んで出てくるだろうけど、そうじゃない時は出てきたくないんじゃないかなと思うんです。嫌なこといっぱい聞かれるだろうし。

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だけど、グリーズマンは、少なくとも代表戦では(クラブでのことは知らないので)、どうしてパフォーマンスが良くなかったかとか、いつも、ちゃんと説明してくれる。0:30~、悪夢のトルコ戦後の記者対応です。「僕も良くなかったし…」って。

ちょっと繊細そうな見た目に反して、めっちゃ心強い気がする。

そんなグリーズマンですから、きっと、どこへ行っても活躍できると思います。彼や彼の家族にとって、最も幸せな選択になることを祈ってます。

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なんかもうやっぱり、バルセロナで決まりみたいですね。アトレティコのCEOが、「3月からバルセロナに行くって知ってる」と言ったそうで*4

本当かな?だとしたら、おめでとうございます。

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クラブチームでも、この二人が並んでいるところが見られるってことでしょうか。