レ・ブルーの慈善活動 #1 エムバぺ&トヴァン

レ・ブルーの選手たちの慈善活動 #1 エムバぺ

まずは、エムバぺ。W杯中に大きなニュースになりましたが、彼は、W杯でもらった給与全額を、いくつかの慈善団体に寄付しています*1*2*3*4

www.washingtonpost.com

www.lequipe.fr

彼が、W杯のボーナス約4000万円(1試合ごとの給与約250万円は、それぞれ別の慈善団体へ寄付したようです)を寄付したのが、彼が2017年から*5*6、スポンサーを務めるこの団体『Premiers de Cordée』『プルミエール・ドゥ・コルデ』。1999年に設立された、けっこう歴史のある慈善団体のようです。スポーツを通して、病気を持つ子供や障がいを持つ人たちの支援をしている団体です。

www.premiersdecordee.org

ウェブサイトによると、活動のメインは、病気で入院している子供たちに、スポーツの機会を提供すること。スポンサーのスポーツ選手たちは、病院訪問したり、様々な場所で、子供たちとスポーツを通して交流しているようです。でも私的に、この団体のいいなと思うところは、障がいを持った「子供」だけじゃなくて、障がいを持つ全ての人たちへの支援をしているところ。そして、社会全体の障がい者への認識を変えていこうっていうところも活動の一つのゴールにしているところ。ウェブサイトには、エムバぺちゃんのコメントもあります。「病院で子供たちとサッカーをすると、いつも彼らより自分の方が楽しんじゃって、幸せな気持ちになるんだ」って言ってます。

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レ・ブルーの選手たちの慈善活動 #2 トヴァン

あとは、風呂当番(言いたいだけ)…ではなくて、フロ・トヴァンが、『L’association fées des rêves』っていう慈善団体のスポンサーをしています。ここね。こちらも、病気で入院している子供たちの支援をしている団体。

www.asso-feesdesreves.com

小児病棟の訪問をよくしているみたいですね、トヴァンは。写真がたくさん出てきましたよ。トヴァンは、なんでしょうかね、ほんとにナイスガイ。顔もハンサムであれば心もハンサムなんですよ。↓の記事のタイトルも、トヴァンのハンサムな振る舞いってなってます。フランス人も、そう思ってるのかーやっぱねー。これは、今年4月にちっちゃい車(電気車っていうのかな?ゴーカートみたいなやつ)を小児病棟に差し入れしたときの動画と記事。子供ちゃんたちが、ストレッチャーの代わりに、車に乗って手術室に行けるようにって。ちょっと待ってよ、トヴァン、まじでナイスガイやん。

rmcsport.bfmtv.com

トヴァンのTwitter。子供たちのきらきらした目を見られて幸せだった!こんな機会を与えてくれて、ありがとうってさ。やっぱ、慈善活動では、与えるものよりもらえるもののほうが大きいんだなー、きっと。慈善活動ができるありがたみを、喜びを、ちゃんと感じることができるトヴァンは、とても素敵な人だと思う。ポグバの良さを力説しているときに、ポグバよりも人間性が優れた選手もいるでしょうって言ったけど、トヴァンはそのうちの一人だと思う。もちろん、どっちが上とか下とかないんだけど、そして、私はトヴァンのこともポグバのことも、結局のところ何も知らないんだけど、でも、トヴァンって、ほんっとーにいい人だと思うんです。なんかにじみでてない?

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エムバぺとトヴァンは仲が良いけど、なんか通じ合うものがあるんでしょうかね。なんか、いっつも一緒なんだけど、代表合宿のとき。ってか、あれか。優しいトヴァンが、エムバぺの面倒見てるのかもね。

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W杯アルゼンチン戦後、帰りのバスの中で、トヴァン記者から、エムバぺ選手へインタビュー。ペットボトルがマイク代わり。かわいいね。